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不妊ケアで受診された30歳Nさまご卒業

30歳女性(当時29歳)、不妊ケアにて当院へ受診されたNさま。
クリニックにおけるタイミング療法(クロミフェン周期→フェマーラ周期)とAIHにて加療中に当院へ受診され、当院治療開始「8周期目」に完全自然周期で無事妊娠が確認ができ、妊娠10週を迎え、ご卒業されました。

主訴:

挙児希望(不妊)

経過:

妊娠への取り組みから半年間は自己タイミングを行っていたが、基礎体温がガタガタであったり、周期が28〜40日と乱れがちなため、旭川市内の産婦人科へ受診する。

以降、2年ほどタイミング療法で経過を過ごすが結果が出ず、H30年夏からAIHを2回トライしたが上手くいかず、当院へ受診。


検査結果:

血液検査、卵管造影検査等で特段の異常はなく、精液検査で量と運動率の指摘を受ける程度で、原因不明の不妊症であろうと医師から診断される。


所見:

「手足の冷え」と「下肢のむくみ」が強く、また「肩背部の緊張感が激しく、首肩こりが強い」状態であり、「生理前になるとイライラ」「腹部の硬さ」等を考慮し、肝の疏泄を促し、脾の運化作用を正常化させることを主に治療を組み立てる。(めぐりを良くして、水はけや冷えを解消する方法)

治療経過:

当院受診をし始めた周期に3回目のAIH施行を予定していたので、周期療法兼東洋医学的鍼灸治療を始める。

3回目のAIHは結果が出ず、ちょうど風疹が流行りだしたニュースを見て、予防接種をしていなかったことから、風疹ワクチンを行い、2周期は自然周期でお休み周期に。その間、身体のケアは継続する。


お休み周期の間、今まで体温がガタガタで周期も乱れていたが、しっかり高温期が維持され、普通に生理がきていた事から、休み明けから自然周期でタイミングとAIHを行ってみるが、上手くいかず、本人の希望で1度ステップアップして体外受精をやってみる事になる。

同産婦人科にて、アンタゴニスト療法(ショート法)にてトライ。

2つ受精卵ができ、2度の胚移植を行うが結果は陰性。


夫の転勤の可能性もあったため、札幌の不妊専門クリニックへ転院することを決意し、再度、子宮鏡検査と卵管造影検査を行う事になった。

卵管造影検査後は妊娠しやすいこともあり、しっかりタイミングを行うようにお伝えしながら、自然周期でタイミングを行ってもらう。

検査の結果はどちらも問題なく、次周期に体外受精の準備をしていきましょうと指示されたさなか、生理が遅れているため妊娠検査薬を行った結果、陽性反応がでたため、産婦人科へ受診。

その後、無事に胎嚢確認、心拍確認と成長し、10週を超えて当院をご卒業される。

考察:

検査の結果、原因が特に見あたらない場合、原因不明の不妊症と診断されます。

Nさまも同様、2つの医療機関にて特別な原因が見あたらなく、約3年のタイミング、4度のAIH、1回の採卵、2回の胚移植を行い、結果が出ませんでした。

ちょうどクリニックを変えて心機一転、という所での妊娠成立でしたので、転院先の医師も驚いていたようです。

卵管造影検査を行った直後で、通りがよく、さらにしっかりタイミングできたのが功を奏し、結果に繋がったのだろうと考えられます。

また、ご本人も食事や運動(出退勤時に歩く)、自宅でのお灸を積極的に行ってくれており、緊張感の強かった首肩こりも自覚的にも他覚的にも良い状態になるほど努力してくれたことも結果に付与したのだと信じています。

東洋医学的所見でも、4〜5周期目以降、身体の状態は悪くなく、良い状態が続いていたので、完全自然周期の自己タイミングで妊娠してくれたことはとっても嬉しく、10週を迎え、無事ご卒業された事に安堵しております。

年明けに無事ご出産されることを切に願っております。

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