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旭川近郊で訴える方が多い「腰痛」

オープンしてはや1ヶ月が経過しようとしています。

この1ヶ月の間で、もっとも訴えの多かった症状、それは「腰痛」です。

皆さんに伺うと、やはり畑仕事、庭仕事、家事などの肉体労働をしている方が訴えている傾向にありました。

中にはデスクワークをしていて、と言う方もいらっしゃいましたが、1ヶ月の間では数は少ない感じです。

今日は、東洋医学での腰痛の分類と治し方についてお話していこうかと思います。

東洋医学では、どんな怪我や病気でも、まず「精気の虚」と呼ばれる、いわゆる「冷え」が日常の生活の中で発症することから始まり、冷えの程度が悪化することで病気に移行していくと考えています。

そして、以下のような発症要因によって腰痛などの症状が発症します。

1,同じ姿勢時間が長い、運動不足

2,同じ動作を繰り返し行う

3,打撲や捻挫などの外傷

4,寝不足や過労

5,食べ飲物のかたより(アンバランス)

6,精神的な情動変化(ストレスなど)

7,季節に反した過ごし方(冷房や暖房の使いすぎ含む)

これが腰痛の要因になるの?と思われる方、多いですよね。

専門用語を使うと訳がわからなくなるのでしませんが、例えば「6,精神的な情動変化」で腰痛を解説すると、

過度のストレスなどで精神的な不安定が生じると、一部内臓の働きが落ちてしまうと考えています。

内臓には経絡と呼ばれるツボの線路みたいなものがあり、内臓から身体の各器官(目とか鼻、生殖器とかに)へ繋がって、機能を調整しています。(あくまでも東洋医学的な考え方)

その線路上に腰が通過していたり、腰などの筋肉の伸張を調整している内臓の働きが落ちてしまうと、腰痛を発症する確立がグンッと上がってしまいます。

それを問診などで腰痛の原因を探り、何が発症要因かによって、鍼を刺す場所やお灸をする場所を変えて治療していきます。

ちょっと難しくなりましたが、腰痛だから腰に鍼を刺すだけとイメージしている方が多いですが、実はそうではありません。

当院に受診したほとんどの方は、「え?こんなところに刺すの?」という反応をします。

でも治療を終え痛みがなくなっていると、そんなところに繋がっているんだね〜、と関心して行かれます。

身体の神秘ですよね。

と、腰痛一つ取っても、それぞれ原因が異なり、治し方も違うと言うこと。

腰が痛いからって腰ばかりに気を取られると、中々治らない事が多いので、お気をつけ下さいね!

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