横浜からお便り 〜とっても嬉しい出産報告〜
お悩み
不妊 不育症
感想
横浜で診させて頂いていた患者さんより、6月末に元気な男の子を出産しました!とのご報告と、凛々しいお顔立ちの息子さんのお写真と共にとっても嬉しいお便りが来ました。
これまでに数回の流産を繰り返し、当院へ受診してくれた方でした。
ゴナドトロピン療法(hmg-hcg注)をしての採卵で卵子は十分過ぎる程(20個以上)採れているので、これ以上卵巣の負担を増やし、卵質を落とす必要はないと判断し、患者さんの意向も加味し転院を勧めました。
紹介先は自然周期体外受精と誘発剤使用の両方を選択枝に入れてくれるクリニック。
この患者さんは(低刺激)自然周期でも十分良質の受精卵が採れ、移植し着床してくれました。
不育症をお持ちでしたので、そちらのケアも専門病院で併用し、先月末についにご出産。
最後まで心配でしたが、本当に嬉しいご報告でした。
遠い地へ離れたにもかかわらず、出産のご報告を頂けるお気持ちに感謝しつつ、お祝いとお疲れ様でしたと返信をしました。
今後も育児のエールを送りたいと思います。
※自然周期体外受精とは、通常の生理周期で育つ卵子をそのまま採卵し体外受精させる方法で、全くの自然周期と低刺激の誘発(フェマーラ(アロマターゼ阻害剤)等)を併用する方法があります。
当院でも卵巣機能に問題がなければこの自然周期体外受精を支持しております。
※効果には個人差があります。