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PC作業って何で目の疲れと首肩が凝るんだろう?

PC作業をしていると、目が疲れますよね。

私はPC作業があまり好きではありませんが、仕事なので仕方がありませんね・・・

私と同じように思っている方は多いはず。(たぶん)

なぜPC作業が好きではないのか。それは、目が疲れるし、首肩が凝るし、腰も痛くなるし・・・。

でもなんでこんな症状が出るのか、考えたことありますか?

ディスプレイを見ているので目が疲れるのは何となく理解できそうですよね。

首肩や腰が辛くなるのはなんででしょうか。

こんな時よく言われるのが、姿勢が悪い

果たして姿勢が悪いと首や肩、腰が辛くて、姿勢が良いと辛くならないのでしょうか?

確かに、ディスプレイを凝視すると首が前に出てしまい、肩から首の筋肉が引っ張られます。

腰も猫背でいると筋肉が持続的に負荷がかかります。

姿勢が良ければこのような症状はなくなるのか。

当院ではNOと考えています。

それは、子どもを観察しているとよく理解できます。

私の息子は2歳ですが、彼を見ていると姿勢が良いとは到底思えません。

だらっと背を丸くしていたり、くにゃくにゃしてみたり、ピシッと姿勢を良くして動かないことがありません。

ここにヒントがあります。

くにゃくにゃしている」ことと、「動かないことがない」ということ。

言葉を変えると、「柔軟さがあるか」と「動きを止めない」がポイント。

いくら姿勢が良くても柔軟さがなければ、一定動作を維持していると固まります。

姿勢をピシッとさせて数時間のPC作業をするとどうでしょうか。

私は腰も痛いし首も痛かったです。

でも、「動きを止めない」でいると腰も肩も痛くありませんでした。

この「動きを止めない」って、常に動いていろ、と言う訳ではありません。

たまにおしりを動かしたり、腕を動かしたり、立ってみたり、伸びてみたり・・・

こんなこと誰でもやっているだろ!と言われるかと思います。

そうなんです。皆さん勝手にやっているんですよ。

じっとしていると辛くなるから、勝手に体を動かしているんです。

ただ、それを意図的にやるか、辛くなってからやるかの違いです。

これで「動きを止めない」は理解できたかと思います。

次に「柔軟さがあるか」ですが、筋肉は柔らかいにこしたことがありません。

筋肉は伸び縮みすることで関節を動かしています。

しかし、今言う柔軟さは、筋肉の柔らかさというよりも、体を自由に動かせるか、の柔軟さ、しなやかさ、です。

体が硬くなり動かし方を忘れると、自由に動けず、ぎこちなくなります。

そこで、硬くなる原因は何か?というと、それは「動かないでいる」「同じ姿勢を続けている」「同じ動作を続けている」ことで動かし方を忘れてしまい、柔軟に動けない。

よく子どもの運動会でお父さんが全力疾走して転ぶやつです。

筋肉の衰えと、体の動かし方を忘れているのに、 昔の記憶だけで走ろうとすると体がぎこちなくついていかないんですよね。

となると、これを予防するには「動きを止めない」にも通ずるところがあります。

あとは「動かし方」を思い出すだけです。

これを思い出せるように手伝うのが私たちの仕事。

首肩まわりには脳に行く血管や神経もあるため、ここが凝ると眼精疲労や頭痛などにも繋がっていきます。

体を自由に動かしていた子どもの頃の記憶を蘇らせましょう!

※お仕事中にくにゃくにゃしていたら変な人に思われるのでご注意を・・・

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