お尻事情、いかがですか?
あまりオープンにすることがないお尻事情
かく言う私も時折切れ痔を患う痔主です。。
そして皆さんの問診をしていると意外に多い「痔」。
痔には種類があります。
「痔核」(イボ痔)
肛門内の皮膚と粘膜を境に内側に出来る物を「内痔核」、外側に出来る物を「外痔核」と呼んでいます。
1度~4度に重症度を分類されており、指でイボ(痔核)を押し込まないと戻らない、押し込んでも戻らないものを3度4度として、手術の適応となります。
原因は血行の悪さなどと言われています。
「裂肛」(切れ痔)
肛門のが便の通過時に切れたりするものです。
便秘などで便が硬くなることで、便通過時に出血したりします。
「痔瘻」
肛門以外にも腸から穴が空いてしまうというものです。
粘膜の炎症から始まりますが、それが化膿し、最終的にはお尻の皮膚にまで到達し貫通してしまいます。
そんな「痔」ですが、東洋医学ではどう捉えているのかと言うと・・・
ざっくり言うと、「ストレスによる鬱血(うっ血)」と「胃腸の機能低下」が起こると発症すると考えています。
さらに「油っぽい物や甘い物、アルコール類の暴飲暴食」が加わると、痔核の増大や痔瘻に発展すると捉えています。
要は生活習慣と密接に関連した症状と言うことです。
鍼をやると痔核が縮んだりしますので、やはり鬱血なんだな、と実感するところです。
痔主の皆さま、生活習慣の見直しと身体のケアは必須です。
以上、お尻事情でした。
~旭川近郊ではり・きゅうを受けるなら、きむら鍼灸院へご相談下さい。~