ぎっくり腰ってどうして起こるんだろう?
東川へ鍼灸院をオープンしてはや2か月経過しようとしています。
2か月間でいわゆる「ぎっくり腰」でご来院された方が数名いらっしゃいます。
このぎっくり腰、私も過去経験があります。
忘れもしない、妻がぎっくり腰になってしまったので、それを自宅で治療している際に私もぎっくり腰になるという珍事件・・・
変な姿勢で施術をしてしまったんですよね(笑)
さて、このぎっくり腰、どうして発症するのか簡単にまとめたいと思います。
東洋医学的に言うと、
①睡眠不足や疲労過労が続く(腎精の虚)
②外気温が下がったり、身体を冷やす事をする(風寒の邪)
この2条件が重なる事で「ぎっくり腰」が発症しやすくなると考えています。
2条件が重なると、くしゃみやちょっと重いものを持ち上げた、など普段ではなんでもない行動で発症してしまいます。
私が千葉県にある鍼灸院の先生の所へ弟子入りしていた時代、ゴルフ場でアルバイトをしていました。
ラウンド後に昼ご飯を食べた後、席を立とうとした際にぎっくり腰になる、という方を何人も見てきました。
これはまさしく、普段の不摂生(疲労過労や運動不足も含む)がたたり、さらにゴルフで汗をかいた後、冷房の効いた室内で身体が冷え(さらにビールを飲む)たことが要因になり発症するよい例です。
実際夏から秋に変わる季節の変わり目や寒い冬に患者さんが急増するので、東洋医学で言われている事は正しいなーと感心する程です。
皆さんも過労や疲労が蓄積しているときはご注意下さいね!