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子宮形態異常で着床障害と診断されたKさま、無事ご卒業

28歳(当時)女性、不妊ケアにて当院へ受診されたKさま。
クリニックでのIVF-ETを数回行うも軽度子宮形態異常による着床障害と診断され、どうにか着床の手助けにならないかと、胚移植周期前に当院へ受診。
当院受診後1回目の胚移植にて無事着床し、無事ご卒業されました。

主訴:

挙児希望

経過:

4〜5年前から自己タイミングをしていたがなかなか妊娠しないため、2年前から不妊専門のクリニックで加療を始める。

検査:

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、右卵管閉塞、子宮内膜ポリープ、子宮形態異常

所見:

身体の症状として、ひどい肩こり、偏頭痛などを伴い、その他問診と腹診、手足の触診、脈診などから、「血瘀けつお」が強く、足が厥冷している状態(めぐりが悪い状態)が着床不全に影響していると考え、加療をスタート。

施術経過:

1回目の治療で身体が軽くなり、温まった実感があるとのことで、自宅でのお灸と食事の方法と日常生活の指導を行う。

2回目は胚移植前日の治療。着床前のため、腎気を補うよう加療し、判定を待つ。

その後無事着床してくれ、胎嚢確認、心拍確認と進み、無事ご卒業されました。

※後日ご出産の報告をいただきました。

考察:

子宮形態異常は程度によって、着床しにくかったり流産率が高いと言われています。
Kさまの場合、軽度であったことと、気滞血瘀症状(ひどい肩こりやお腹の張り、月経血の塊等)が強く出ていたため、まずはそれらを解消すべく加療したのが良い結果に繋がったのかなと推察されます。

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