今年の夏、水を飲みすぎた方は要注意！

北海道の夏はもう終わってしまったのだろうか？と言うぐらい涼しくなりました。

皆さんは今年の夏をどのように過ごされたでしょうか？

私は久しぶりの北海道の夏だったので、過ごしやすく満喫させて頂きました。

最近一気に涼しくなり、朝晩は肌寒いと感じる程に気温が下がっています。（昨日は昼間でも20度以下でした！）

涼しくなると患者さんが訴える事が多くなる症状があります。

それは、夏バテによる食欲不振や胃もたれ。

先日北海道の当院にも胃もたれが治らなくて、と訴えてご来院された方がおりました。

この夏のピークが過ぎて落ち着いた頃に出てくる、疲れ、食欲不振や胃もたれの症状。

訴える患者さんにお話を伺っていると、ある行動が見えてきます。

「水分をよく飲んでいた」「アイスやかき氷を毎日食べていた」「元気が出ると思い、ガッツリ系のものや甘い物を食べていた」

これらの行動は、東洋医学的にみると共通して胃腸（脾）に負担をかけていると考えられます。

内臓を冷やしすぎる、甘い物を食べ過ぎる、暑くて湿気が多い時期に油物や消化に時間のかかる物を摂りすぎると、「脾」の機能が低下してしまいます。

「脾」の機能が低下すると、元気の源であるエネルギーを産生できなくなります。

身体の症状で言うと、「食欲不振や胃もたれ」「疲れやすい」を感じるようになっていきます。

身体に必要以上の水分摂取や、胃腸を冷やしすぎると、ただでさえ暑い夏で体力が消耗しているところ、胃腸（脾）の機能をさらに低下させてしまい、夏バテのような症状が出てきてしまします。

ちょっと心当たりあるな、と感じている方は、ジワッと汗が出る位の運動や、タンパク質を食べる際にスパイスや香味野菜をセットにして、消化を助けるための生活に切り替えることをオススメします。

足の三里にお灸するのもよいですよ～

～旭川近郊ではり・きゅうを受けるなら、きむら鍼灸院へご相談下さい。～